どうもサトウコウキです。
何者かになりたい!と思っていても、
- 何の結果も出せずに年をとってしまった
- なりたいものはあるのにそこに向かって努力できていない
- そもそも何がやりたいのかわからない
こんな人が多くいるかも知れません。
それらの問題には、複雑に絡まった要因があり、紐解くのは困難だと思っていました。
しかし、【ORIGINALS誰もが「人と違うこと」ができる時代】という本を手にとり読んでみたら、世界が変わりました。
だって科学的にオリジナリティを発揮してうまくいっている人たちの、傾向がわかる本なんですよ。
それって、つまり人生というゲームの攻略本じゃないですか。
ORIGINALS誰もが「人と違うこと」ができる時代とは?
これは、一人ひとりの人生を変えてしまうすごいアイデア
シェリル・サンドバーグ フェイスブック最高執行責任者COO
本書は、フェイスブックのCOOのこの言葉から始まります。
めちゃくちゃ興奮させてくれるじゃねぇか!と、思いました。
しかし、読み進めていくと、ただテンションを上げてくれる本ではありません。
よくある自己啓発書にありがちな、読みやすくテンションを上げて、次の日には忘れているような本ではないのです。
この本は、成功にまつわる様々な条件に対して、正しい姿勢を科学的に学べる本になっているのです。
ファッション雑誌GQが「メガネ業界のネットフリックス」と呼ぶ会社
本書では、ワービー・パーカーという、世界で最も革新的な企業ランキング1位に選ばれた、創業者4名が成功に至るまでの話が中心となります。
一般的に思われている成功法則とは、反対の行動を取り続けた彼ら。
なぜ彼らが成功できたのか?という切り口で、一般的ではない成功法則を発表してくれる本です。
著者は32歳で教授に昇任した心理学者アダム・グラント
この本、本屋で見かけたって人も多いのではないでしょうか。この本を書いた人です。
まだこちらは読んでいないので、近日中にこちらの本もご紹介したいと思います。
詳しく説明は必要ないと思いますが、
ハーバード大学卒業で、ペンシルバニア大学ウォートン校に28歳で史上最年少の若さで、准教授として雇用されたことがある見たいです。
ちなみに僕も28歳です。すごい…
オリジナルな人になる方法
本書で述べるオリジナルな人は、
- アイデアを出し
- 実行し実現
させる人と定義しています。
そしてそんなオリジナル人に重要なのが、
- アイデアの取り扱い方
- リスクとの向き合い方
です。
本書が述べるアイデアの取り扱い方
少しネタバレになりますが、以下のうようなことを中心に述べれています。
- ひらめきはデ・ジャ・ブの反対、ブ・ジャ・デから生まれる
- アイデア出しはとにかく質より量
- 自己評価は過剰評価、上司の評価は批判的すぎる
- あえて先延ばししてしまう
これらを科学的に紹介しているのです。
例えば、アイデア出しはとにかく質より量という部分では、音楽家のモーツァルト、ベートーヴェン、バッハを例に出しています。
彼らが生涯で作曲した数の多さと、実際に世界的に認められた曲の数の少なさを紹介し、質より量だということを訴えるのです。
また、エジソンやアインシュタインも、多くの発明や論文を発表しているが、世界的に認められているのは、片手の指で数えられるほどと言われています。
これはあくまで本書の一例ですが、このような内容がぎっしりたっぷり詰まっている本と言えるでしょう。
また興味深いのがリスクの取り扱い方です
本書が述べるリスクとの向き合い方
- 早すぎず遅すぎずに参入する心構え
- 臆病で慎重な人の方がうまくいく確率がたかい
など。興味深いトピックがありました。
個人的に一番印象が残っている箇所でもあります。
特に、世界の成功した人を調査した結果、成功する人はリスクテイカーでイケイケドンドンな人だと思ったら、意外にも臆病で慎重な人が多かったという部分です。
なぜだかわかりませんが、起業する人って、リスクが気にならないタイプのような気がしますよね。
でも実際は、数字が物語っていて、多くの成功者は、事業が軌道に乗るまで、サラリーマンとして仕事をしていた人が多いようなのです。
これは一度リスク度外視で起業して失敗した僕からすると、とても心強かった。
次回の起業は慎重に行こうと思える内容で勇気をもらえました。
常識をひっくり返してくれる本
本書の本の一部分である箇所を切り抜いてみましたが、いかがでしょうか。
これだけでも通説をひっくり返してくれるのではないでしょうか。
また○○大学のある研究の調査で〜という根拠を、必ず添えてくれているので、疑いようがありません。
つまり自分の優先順位を変えてくれる本なのです。
優先順位が変わるということは、行動も変わるでしょう!
行動が変われば…人生も変わりそうですよね。
常識をひっくり返してくれそうな本に出会っていない人がいたら、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。